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サウナの入り方

Kenichiro Tayama

サウナ・スパ健康アドバイザーを取得してから、私の周りの方々へサウナの良さを話しておりますが、サウナの入り方がわからない、マナーはあるの?など、聞かれることが多かったので、私個人のサウナの入り方を記載したいと思います。

ととのう”世界へ一緒に参りましょう!

水分をとっておく

サウナに入る前に飲食は控えることが大切です。
直前に食事を摂っていると血流が胃腸に持ってかれてしまいます。
私は、サウナに入る2~3時間前にはガッツリした食事は終わらせておきます。
時間がない場合は、1時間前に軽めの食事を終えるようにしてます。

サウナに入ると1度で300ml~400mlほど水分が失われますので、食事の時や、事前にしっかりと水分を身体に入れておくことは重要になります。

清める

サウナに入る前に頭と身体をしっかりと洗います。
この時、汗がしっかりと出ますようにと心の中で祈りながら洗うようにしています。最初の洗体は清めの儀式です。

湯につかる

身体を清めた後は、その施設の特色あるお風呂に入ります。
おすすめは炭酸風呂か、ジェットバスです。
施設によっては高濃度炭酸風呂というものがあり、低温で炭酸を含むのが特徴です。こちらは10分から15分ほどで身体が温まってきます。
ジェットバスについては、腰やふくらはぎなどを刺激するところに入るようにしています。
しかし、どちらも人気のあるお風呂になりますので、混んでいるときは無理せず空いている普通のお風呂に入っています。

ここでの入浴は、身体を温めることを目的としています。

いよいよサウナに入っていきます。

サウナ1セット目

サウナに向かいます。
この時、入浴で身体についた水滴を拭き取ります。

サウナにはいくつか種類がありますが、高温のフィンランド式サウナを選択します。私は、普段から高温のサウナばかり入っています。

いよいよ、サウナ室に入ります。
温度計と12分時計がある施設が多いと思いますので、そちらを確認します。
(サウナ室は、90度を想定しています)

サウナ室

サウナ室の中に入ると椅子が段になっています。
1セット目は、上から2段目に座るようにしています。

この時、タオルを頭からかけて耳を覆うようにします。
また、姿勢は体育座りをします。
通常の椅子に腰をかけるように座ってしまうと、頭と足の温度の差が広がってしまいます。それを少しでも緩和するように体制を整えるのが良いと思います。

その体制で、6~8分間入ります。
汗の具合をチェックしながら身体が温まったらOKです。
(二の腕の汗の量を目安にしたりしています)

水風呂へ

水風呂は主役です。敬意を払い、たっぷりかいた汗を水でしっかりと流して水に入ります。
(水風呂は、15.8度を想定しています)

私は、頭から3回→上半身1回→膝下1回と、水をかけてから水風呂に入ります。

入った瞬間から心のなかで秒数を数え始めます。肩までしっかりと入り、60秒ぐらいになったら脈拍を測ります。90秒ぐらいになったら脈拍も落ち着いていると思いますので、出るようにします。水風呂の目安なのですが、高温サウナで温まると、脈拍は早くなっていますので、水風呂で脈拍が落ち着くまで入るようにしています。時間については、季節や外気温、体調などで調整すると良いと思います。夏の暑いときは、120秒前後水風呂を楽しんでいます。

水風呂に入って、頭まで入っている人や、水をかけないで入っている人を見かけますが、マナー違反になるのでお気を付けください。
(水風呂に入る前にシャワー室や入り口のかけ湯で汗を流している人もいます)

休憩へ

水風呂を出た後すぐにタオルで全身の水滴を拭き取ります。この時、身体の表面が赤くなっているのを確認します。
赤くなるのは、血の循環が行われている証拠になります。
私自身、色白の方なのでしっかりと赤くなるのを確認できます。

その後、休憩に入るのですが、外気浴ができる休憩スペースがあれば、この時期でも外で休憩をおすすめします。
水風呂と同じで、慣れるまでは寒いのですが、水風呂の時間を調整したりして外気浴で休憩できるように、何度か外気浴で休憩しますと身体が慣れてきます。

休憩スペースのおすすめの姿勢は、横になることなのですが、ベンチや椅子が用意されていることが多いので、壁に寄りかかれるベンチや椅子に座るようにしています。

身体を休める場所に座って、景色を見ていると、身体がじんわりと温かく血の巡りを感じることができます。
身体や頭のてっぺんまでドクンドクンと血流を感じます。

その状態で、ゆっくりと目をつむると気持ち良くなるので身を任せます。

寒い日は、身体が冷えてきますので適度なタイミングで、2セット目へ向かうと良いと思います。

これで、サウナ→水風呂→休憩が終わり1セットになります。

2セット目、3セット目へ

2セット目、3セット目は今までの流れと大体同じです。

違う部分のみを抜き出します。

2セット目、3セット目は、空いていれば一番上の段に座るようにしています。それと、サウナの時間を変更しています。
2セット目は7分~9分、3セット目は8分~12分で出ています。

目安は二の腕の汗の量です。
二の腕の汗が大きくなったら出るようにしています。
(時間と体調などで調整)

それと、ロウリュなどによってサウナの温度が変化する場合がありますが、そのときは身体と相談して出る時間を判断しています。
※ロウリュとは、サウナストーンに水をかける行為
※一気に室内の温度が上がり気持ち良いのです

水風呂に関しては、3セット目を長めにしています。
脈拍は落ち着いていますが、水風呂の気持ち良さで判断したりしています。

水風呂の後は、しっかりと水気を拭き取って休憩します。
私自身、休憩の時の気持ち良さを大中小で表すと下記のようになります。

  • 1セット目は中
  • 2セット目は小
  • 3セット目は大

相対的に大中小で表しましたが、どの時の休憩も血流を感じることができ、とても気持ちが良いです。

最後の入浴

涼しくなってきた秋のサウナについては、締めの入浴をしています。
時間の許す限り好きなお風呂で身体を温めます。
個人的には、ジェットバスでマッサージを行っています。

締める

そして、サウナでたくさん汗をかいているので、締めに頭と身体を洗って終了となります。

夏は3セット終了後、締めの洗体を行い出ていますが、寒くなってきたので入浴を挟むようになりました。

身体と対話しながらサウナの流れも、アップデートしていきたいと思います。

”ととのう”について

ドラマ「サ道」で”ととのう”を知り、持病の頭痛が直る可能性を知り、サウナーになりましたが、初めは”ととのう”感覚を持てませんでした。※過去記事参照

最初は水風呂は冷たすぎて60秒も入れず、休憩してもじんわりはしてもそれ以上発展しませんでした。

しかし、身体と対話を行いながら2度、3度とサウナに通うと水風呂の入水時間が延び、休憩の時の感覚もしっかり感じることができるようになってきました。

そして、遂にその時が訪れました。

ある時のサウナの3セット目休憩時です。椅子に座ってぼんやりし、目をつむると瞼の裏側が少し明るくなってきました。柔らかい光がキラキラしている感じです。そして、黒い人型の影が3体程度出現してきました。

そのタイミングで「かみさま~」と、心の中で叫んでしまいました。

その後、白い丸い物体が下から上に何度も移動し、気持ち良さの絶頂を迎えたような感覚を得ることができました。
まるで地球に包まれているような感覚で、初めて”ととのう”を体感することができたのです。

最後に皆様へ

その後、何度か”ととのう”感覚を得ましたが、瞼の裏の光具合は毎回変化があります。
また、人によって様々だと思いますので、サウナ・水風呂などの入り方や休憩の仕方は、自らの身体と対話しながら最適なものを見つけていっていただければと思います。

そして、サウナや入浴の禁止事項もありますので、ルールやマナーを守って楽しんでいただけますと幸いです。

”ととのう”は世界を救う。

この気持ちをもって引き続きをサウナを楽しみたいと思います。
長文を読んでいただきましてありがとうございました。

田山 健一郎

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